液体ガラス/ガラス塗料・コートシステムで建物を長寿命化し、資源を大切に使うという新たな建築の発想。

液体ガラス/ガラス塗料とは?

建物を長寿命化し資源を大切に使おう

建物を建てようと計画されている方、設計を依頼されている設計者さん、工務店様に画期的な素晴らしい情報をお知らせ致します。

全くの新しい技術ですから、多少学問的な説明をしなければなりませんが、少しでもご興味を持たれた方は話だけでも聞いて下さい。どの様な建物でも部分的に採用できる箇所もあると思いますので、決して無駄な情報ではないと思います。

これから造る建物は、環境問題を無視しては考えられません。世界的に社会システムが変化しています。地球温暖化、廃棄物問題、オゾン層破壊などの環境問題から、これまでの様に大量の資源エネルギーを消費する建物は見直しを求められます。大量生産し大量消費する時代ではありません。持続可能なシステムに換える時です。省エネルギーの手法はすでに多くの方法が実用化が進んでいますが、国土交通省が主導する「建物総合環境性能評価システム」(CASBEE)という手法では、建築物の環境性能を総合的に評価し格付けしています。その中で建築物のライフサイクルに対応した基本ツールが開発され普及し始めています。評価項目の中に (1 : 室内環境を快適・健康・安全にする。 (2 : 長く使い続ける。 (3 : まちなみ・生態系をゆたかにする。 (4 : エネルギーと水を大切に使う。 (5 : 資源を大切に使いごみを減らす。 (6 : 地球・地域・周辺環境に配慮する。などの項目があります。

前置きが長くなりましたが、私が提供できる情報は、上記の問題に対し (1 から (6 までのすべての項目に大きな力を発揮できる方法です。特に建物のライフサイクルを大きく伸ばす方法です。

「液体ガラス」という言葉をご存知でしょうか。石英ガラスとは一般の窓に使われている板ガラスの事です。ガラスを溶解するのには2,000°Cの高温が必要ですが、永年の研究によって石英ガラスを液体にし、常温でガラスを生成することが可能になりました。世界唯一の特許技術だそうです。常温でガラスが液体になれば、木にもコンクリートにも金属にも塗ることが可能になりますし、完全無機質素材です。例えば、コンクリートやモルタル等の多孔質素材なら液体ガラスを含浸すれば表層部分の毛細管空隙を埋め、主成分の珪酸アルカリがコンクリート内部のミネラルイオンと置換反応しコンクリート表層内部(約5~6mm)が高硬度のガラス物質で充填され、水や空気の浸透を防ぎ酸化や中性化も起きませんし、一度石英ガラス化したものは永久的です。外部からの雨水や塩分、空気中の炭酸ガスの浸入を防げますから、耐水性、耐候性、耐汚染性、耐薬品性等が強化されます。すでに経年劣化したコンクリートでも、珪酸アルカリ成分が内部鉄筋を防錆し、中性化の進行を6倍以上延ばしコンクリートの寿命を200年にすることが国によって検証され、認められて高速道路(圏央道)の橋脚やダム、トンネル等にも使われています。新しいコンクリート面であれば、施工はローラー刷毛等で塗るだけです。

「液体ガラス」はコンクリートだけではなく、鉄やアルミ、ステンレス等の金属に塗れば耐候性・防錆性・耐酸性・耐汚染性等の効果があり、また既存の塗装面であってもウレタン樹脂・アクリル樹脂・エポキシ樹脂・シリコーン樹脂等の塗膜に専用のプライマーを塗ることで施工できます。、耐候性・防カビ性・耐汚染性・環境ホルモン流出防止効果があります。紙や木材・繊維に塗れば防水防湿性や防虫性に効果があります。特に木材に関しては、工場製作品に限りますが国土交通省の「不燃木材」として認定されていますので内装材として面積の制限なしに使用できます。 また現場塗装する場合でも、溶剤はアルコール系でキシレン、トルエン、ベンゼン等の溶剤を使用していないので室内でも安心して使用できます。屋外の木部に使えば超撥水性となり、蒸気通過性があるため木材の吸放湿性を妨げず大きな変色やテカリもないため木の風合いを残せます。木の劣化原因である紫外線を防ぐので耐久性が著しく向上し塗るだけで紙や綿、木材等の天然素材を難燃性に変えることもできます。木製の食器等に塗った場合でも、「食品衛生法」に適合している安全無害な製品です。

以上、「液体ガラス」を使用した場合の効果について概略ではありますがお伝え致しました。何分全く新しい材料技術であるため、文面だけではとても説明しきれません。尚、この材料は一般に販売されておりません。何度かテレビで放送されてから、その驚異的な性能・効果を謳った類似品が数多く出回っていると聞きました。本物は一つしかありません。くれぐれもお気をつけ下さい。 現在生産されている塗料は、如何に高性能な塗料だと言っても全て石油化学から生まれた有機材を原料としている以上、紫外線によって有機物分解され数年で性能劣化が起こります。「液体ガラス」は無機質材ですから半永久的に性能劣化し難いのです。ただ「液体ガラス」の性質を良く理解しないで安易に施工すると大きな失敗に繋がりますし「液体ガラス」の評価を下げる結果となってしまいます。 私は37年間建築設計と監理に携わってきた経験から「液体ガラス」の性能を高く評価しました。実際に施工ができる様に技術研修を受けた施工協力店ですから、もしご興味をお持ちでしたら一度お話を聞いて下さい。必ず何かお役に立てると思います。

「液体ガラス」塗料の特徴について

「液体ガラス」塗装の主な用途
対象物 効果
耐候性、防錆性、耐酸性、耐摩耗性、対汚染性、絶縁性
アルミニウム 耐候性、耐酸性、対汚染性、傷防止
ステンレス 耐候性、高温耐酸性、対汚染性、傷防止
塗装面 耐候性、耐汚染性、防カビ性、環境ホルモン流出防止
コンクリート・モルタル等 耐候性、防カビ性、耐酸性
木材 防水・防湿性、防虫性
紙・繊維 防水・防湿性、防虫性
合成樹脂 耐汚染性、環境ホルモン流出防止、表面強化
耐火物 耐熱性、溶解金属離型性
[モクテックカメムラ資料転記]

「液体ガラス」塗料は、常温でガラス化する「常温ガラス」と呼ばれる新素材を使います。原料は板ガラスと同じ石英ガラスですから完全に無機質で、乾燥した後は溶け出すことはありません。

施工方法には大きく分けて2通りあり、金属や有機樹脂等の様に浸透性の無い素材は、ガラス塗料をコーティングする方法と、木やコンクリートの様に浸透性のある素材には滲み込ませる方法とがあります。何れの方法でも素材表面がホーロー化することで、耐候性や防水性、耐汚染性が大きくなり優れた効果を出せます。

ガラス塗装の耐久性は、現在最も優れていると言われる塗装の3倍以上と評価され、耐候性をテストする「スーパーUVテスター」で14,000時間経過後でも異常なしの判定がなされています。通常50年ほどの寿命のコンクリートも200年持たせられることが認められています。

優れた特徴を持つ素材ですから、幅広い分野で使用されていくと思いますが、私達は専門の建築関係での使用を広げ、建物の寿命を延ばすことで、地球環境の改善に寄与したいと考えております。